冬の免疫力アップに「ぬか漬け」がオススメ!
寒くて空気が乾燥しがちなこれからの季節は、代謝が下がって免疫力が低下しがち。
風邪やインフルエンザなどに罹らないためにも、免疫力を高めるよう心がけていきたいところです。
免疫力の向上には、軽い運動を行うことが役立つと言われています。
ゆったりとした深い呼吸で行うヨガは、全身の血行を促し、代謝を高める効果が期待でき、この季節の
免疫力アップにピッタリ。
ぜひ、毎日の生活に取り入れてみてください。
あわせて、免疫力を高める効果がある食べ物として注目したいのが「ぬか漬け」です。
ぬか漬けには植物性の乳酸菌がたっぷり
ぬか漬けは、米ぬかと塩と水を合わせてみそ状に練った「ぬか床」で野菜を漬けたもの。
野菜表面に付着した植物性の乳酸菌が、ぬか床の塩分によって引き出された野菜の養分をエサに繁殖して、酸味のもととなる「乳酸」を作ることで、ぬか漬け特有の味となります。
こうして作られるぬか漬けには、植物性の乳酸菌が豊富に含まれます。
植物性の乳酸菌は、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌と比べて厳しい環境で生息しているため、生きたまま腸に届きやすいと言われています。
乳酸菌が、腸の働きを良くする「善玉菌」であることはおなじみですよね。
腸内環境が整えばお通じが良くなるだけでなく、老廃物が排出されやすくなることで、肌トラブルの改善などにも役立ちます。
そして、人間の免疫細胞の約7割は腸に存在していると言われます。
ぬか漬けを食べて腸の働きを整えることは、免疫細胞を活性化させ、免疫力を向上させることにもつながるのです。
ぬか漬けは生野菜より栄養価が高い
ぬか床の「ぬか」というのは、玄米を白米に精米する時に削り取られる外皮の部分のこと。
玄米が白米より栄養価が高いと言われるのは、この精米の際に削り取られてしまう部分にこそ豊富な栄養素が含まれているためです。
ぬかにはビタミンB群やビタミンE、カルシウム、鉄などさまざまな栄養素が豊富に含まれています。
ぬか床に野菜を漬けると、浸透圧で野菜の水分が抜け、ぬかに含まれる栄養分が野菜に吸収されます。
このため、ぬか漬けは生野菜より栄養価が高くなります。
特に水溶性のビタミンであるビタミンB群は野菜に吸収されやすく、ビタミンB1の含有量はぬか漬けにすることで生で食べる時の3~10倍にも増えると言われてます。
野菜の酵素もしっかり摂れる
加熱調理することで失われやすいものと言えば、水溶性のビタミン以外にも「酵素」が挙げられます。
生の野菜などに含まれる酵素は、食べ物の消化や代謝を助ける大切なものですが、加熱することで壊れてしまいます。
加熱せずに食べられるぬか漬けなら、酵素もしっかりと摂ることができます。
酵素はダイエットや美容に効果が高いとして、サプリメントやドリンクなどが注目されていますが、ぬか漬けを食べることでも摂取できるのです。
自宅で手軽にできて、高い栄養価で健康・美容効果が期待できるぬか漬け。
最近では、買ってすぐに使える「ぬか床パック」なども市販されていますので、まずはそうしたものを利用して始めてみるのも良いかと思います。
冬の免疫力向上に、ヨガとともにぜひ取り入れてみてくださいね。
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